いざ投資をしようと思っても、投資商品の種類もたくさんあって、どこの、何を、どういう組み合わせで選んだらいいかイマイチわからない……。

リスクをとって大きな利益を得たいのか、リスクは最小限に安定したリターンを得たいのか、望むリスクとリターン、自分の性格(年齢や保有資産など含む)によって商品の組み合わせと配分が変わってくるらしいけど、自分にあった投資のスタイルは何だろう。

購入した投資商品の価格は景気によって常に変動するわけで、損をしないためにはその変化に対応していかなきゃいけないけれど、為替レートを頻繁にチェックする興味も暇もない。

そんな思いを抱いている人でも、自分は特に何もしなくてもおまかせで、自分にあった投資をサポートするのが「ロボアドバイザー」の存在。かつて、自分の考えをもとに運用をしてもらうのは、資産家がプライベートバンカーに依頼するなど、いわゆる"お金持ち"しかできませんでした。しかし、ロボアドバイザーが登場したことによって、どんな人でも少額から自分に合った資産運用を任せられるようになったのです。画期的!

「資産運用を民主化」したロボアドバイザー

日本においてもロボアドバイザーの数はどんどん増えているけれど、選択肢が増えれば、迷いも生まれる。そこで今回は、株式会社お金のデザインが運営するロボアドバイザー「THEO」を利用する際のポイントをまとめてみます。

手数料(運用報酬)は預かり資産の1%。ロボアドバイザーのなかには組み込みの商品によって手数料が変わるものもあるけれど、THEOの場合は一律1%です。

では、その1%の手数料で、どんなサービスが受けられるの? ずばり、診断に始まり、購入する銘柄選びから、実際の購入、メンテナンスまで全部おまかせすることができます。毎月自動的に専門家の知恵とデータを駆使した見直し(リバランス)もばっちり行ってくれます。

ロボアドバイザーを検討してみる

THEOは、投資先の種類、国や地域を分散させるいわゆる『国際分散投資』を行っています。具体的には最大約30種類の ETF(上場投資信託)に投資をしていて、株や債券、不動産や金・原油などさまざまな種類、かつ地理的にも日本、先進国、新興国など世界86カ国・地域に分散しており、最終的な投資銘柄は11,000以上となっています。こうした徹底的な分散投資は、リスクを低減し、収益を安定させることにつながるんですね。

サービス開始から2年ほどが経過した今、THEOの利用者数(無料診断の体験者)は2018年4月時点で60万人ほどで増え続けています。実際に口座を開設した人も、6万人を超えています。

THEOの運用シミュレーション
THEOの運用シミュレーション
THEO公式サイトより引用

では、いくらから、どうやって始めることができるの? THEOの最低投資額は1万円。月々1万円からコツコツ積立投資を始めることができます。また、積立以外でも追加入金も1万円から可能。オンラインでTHEOの口座を開設し、口座に入金すれば、そこから自動運用がスタートします。

手放しで資産運用ができるからこそ、信頼のおけるロボアドバイザーにおまかせしたい。今回はTHEOを紹介しましたが、ロボアドバイザーはほかにもたくさんあります。どんな資産運用をしたいのか、何をどこまでやってもらうのかを考えつつ検討してみてくださいね。診断は無料でできるものが多いので、まずはそこからはじめてみることをおすすめします!

<監修>
風呂内亜矢(ファイナンシャルプランナー)

<ライター>
徳留里香

<提供>
お金のデザイン

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